■金環日食の雲量予報マップ
21日午前5時40分 臨時の更新を行いました。(10日午前3時更新より新しいデータです)
道北
道南
北東北
南東北
関東
伊豆諸島
中部
近畿
中四国
九州
奄美
沖縄

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 ■金環日食の雲量予報マップ
20日午後11時40分 臨時の更新を行いました。(20日午後9時更新より新しいデータです。21日午前3時更新後はメニューの「雨量・雲量」が最新となります)
道北
道南
北東北
南東北
関東
伊豆諸島
中部
近畿
中四国
九州
奄美
沖縄

21日午前6時に臨時の更新を予定しています。
 ■金環日食の雲量予報マップ
このページでは週間予報と予報の信頼性の解説を行ってきましたが、20日現在、週間予報よりも精度の高い詳細33時間予報が配信されております。 詳細33時間予報は「GPV気象予報」 http://weather-gpv.info からご覧ください。最新の予報は20日午後3時、午後9時、21日午前3時に更新されます。
 ■金環日食の雲量予報マップ - 5月19日発表
金環日食時(2012年5月21日午前)の雲量予報と、予報の信頼度をまとめています。
  ■雨量・雲量

全天に占める雲の割合である雲量がグレーで示されています。グレーの濃度に応じ雲量10〜100%で表され、黒い領域は雲量0%を表します。 また紫〜赤は雨量を示しています。
本日発表の週間予報では低気圧の中心は東海沖にあり西日本の沿岸部に1mm/h以下の雨の予報と なっています。週間予報は誤差が大きい場合があるため、次に予報の信頼性を見ていきます。
  ■雲量予報の信頼度

雲量予報の信頼度の図では予報誤差が等値線で示されます。このデータは気象庁の週間予報における信頼度A,B,Cの要素になっているものです。
今回の本日までの週間予報は低気圧の影響で予報の確度が上がりにくい内容でした。雲のかかる領域の際(きわ)部分は、アンサンブルメンバーのばらつきに より確度は上がりにくい傾向にありますが、丁度その位置と金環帯が重なりました。ただし本日発表の予報では、西日本はある程度確度は上がり±16〜28%程度の誤差となりました。東海、関東、北陸は未だ±30〜35%の誤差があります。
各地の雲量と誤差(*):
長崎 佐賀:10±18%, 福岡:20±20%, 大分 熊本 鹿児島:35±21%, 宮崎:50±22%
香川:40±21%, 愛媛:30±21%, 徳島:40±22%, 高知:40±20%
山口:20±20%, 広島 岡山:20±21%, 島根 鳥取:20±23%
兵庫:40±22%, 京都 大阪:40±23%, 滋賀:40±26%, 奈良:40±24%, 和歌山:40±22%
三重:40±27%, 愛知 岐阜:40±30%, 長野:40±35%, 静岡 山梨:55±33%
東京:60±34%, 神奈川:65±32%, 埼玉:55±35%, 千葉:60±33%, 茨城:55±36%, 栃木 群馬:45±35%以上
福井:35±29%, 石川:30±30%, 富山:35±32%, 新潟:25±33%, 福島:40±36%, 山形:31±31%, 宮城:40±35%
(*)ここで言う誤差は正確には1σ
  ■気圧・風速

昨日までの予報と比べ低気圧の中心は南東へとずれました。
  ■低気圧中心位置の確率

低気圧・台風進路では低気圧中心位置の確率を示しています。もっとも高い確率はマゼンタで示されます。
今回は予報の精度は上がりにくい条件でした。低気圧中心の位置もそれほどまとまってきません。雲量の誤差が大きいのはこのためです。
昨日までの予報と比べ低気圧の位置が南東よりとなり、多くの地域で雲量の低い予報となりました。しかし低気圧の位置はあまりまとまっておらず、このため予報誤差はあまり下がっていない内容となっています。
その他の地域や時刻(午前6時)、また最新の情報は「GPV気象予報」 http://weather-gpv.info をご覧ください。
このページのURL:http://weather-gpv.info/ase2012.html
 ■金環日食の雲量予報マップ - 5月18日発表
金環日食時(2012年5月21日午前)の雲量予報と、予報の信頼度をまとめています。
  ■雨量・雲量

全天に占める雲の割合である雲量がグレーで示されています。グレーの濃度に応じ雲量10〜100%で表され、黒い領域は雲量0%を表します。 また紫〜赤は雨量を示しています。
  ■気圧・風速

本日発表の週間予報では低気圧の中心は紀伊半島沖にあり沿岸部に1mm/h以下の雨の予報と なっています。関東は雲量70〜100%の曇りの予報、愛知、長野、岐阜の一部で雲量0%の予報となりました。しかし今回のこの予報の確度はそれほど高くないようです。 次に予報の信頼性を見ていきます。
  ■雲量予報の信頼度

雲量予報の信頼度の図では予報誤差が等値線で示されます。このデータは気象庁の週間予報における信頼度A,B,Cの要素になっているものです。
近畿、四国付近の雲量は±28%程度の誤差があり、まだ現時点では予報の信頼性は低いことがわかります。 関東では昨日より信頼度が悪くなり±35%以上の誤差となりました。また、愛知、長野、岐阜は週間予報で雲量0%ですが、誤差は±30%あります。
  ■低気圧中心位置の確率

低気圧・台風進路では低気圧中心位置の確率を示しています。もっとも高い確率はマゼンダで示されます。
週間予報では低気圧中心が紀伊半島沖にありますが、中心位置の確率でも紀伊半島沖の狭い範囲に集まってきており、 だいぶまとまってきています。色は昨日までの濃いブルーからブルーとなり確率は上がってきていますが、まだ高いとは言えません。 なお、21日午前3時に四国沖の可能性は高まってきています。
現時点では広い範囲で曇りまたは弱い雨となる予報ですが予報の信頼度は低く当日はまったく異なる天気になる 可能性もあります。日が近づくに従い信頼度の高い予報が出てきますのでそれを待ちましょう。